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このデジタルアーカイブについて

一般の方へ

青森県八戸市から岩手県を経て、宮城県石巻市にいたるまでの東北地方太平洋沿岸部は一般に三陸地方とよばれています。

この三陸地方は、津波の常襲地帯として知られており、2011年3月11日に発生した東日本大震災でも一帯が甚大な被害を受けました。

それ以降、時に荒ぶる海や、津波を引き起こす大地は、「おそろしいもの」として語られる機会が少なくありません。

たしかに自然のいとなみは人智をこえたところがあり、それを軽視することはできませんが、同時に、幾多の大きな変動をも乗りこえて生命のバトンがつながれてきたという事実や、多様な生物をはぐくんできた大地のゆたかさは、三陸の未来を描いていくうえで、一つの希望であり、また三陸という土地の魅力を発信する際のコンテンツとしても活用可能性を秘めたものであると私たちは考えました。

そこで、中核館である岩手県立博物館と、三陸地方に所在する博物館が中心となり、「三陸希望遺産デジタル・アーカイブ構築プロジェクト」を立ち上げ、各地の博物館等に分散している三陸産の古生物標本を横断的に閲覧できるデジタルアーカイブを制作しました。

現在はより網羅的・相対的に古生物世界のゆたかさや、三陸のジオの特性をお伝えできるよう、東北地方に所在する博物館等と広く連携しながら、アーカイブの拡充をはかっています。

また、標本の情報の確実な保全と、活用の幅を広げることを目的として、掲載している標本の3Dデータ化を行っているところに、当プロジェクトの取組の特徴があります。

掲載資料3Dデータや、主要な標本のデータを3Dプリンタで出力して作成した簡易レプリカのセットの貸し出しにも対応しておりますので、関心のある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本デジタルアーカイブをとおして、三陸地方や古生物の世界に興味を持っていただけたなら、そしてこれを機にいつか実際に三陸の地へ足をはこんでいただけたなら幸いです。

三陸希望遺産デジタル・アーカイブ構築プロジェクト実行委員会

児童・生徒の方へ

三陸(さんりく)という地域(ちいき)は、青森県八戸市(あおもりけんはちのへし)から、宮城県石巻市(みやぎけんいしのまきし)までの、海ぞいの地域をさします。

このデジタルアーカイブでは、三陸で発掘(はっくつ)されたものを中心に、かつて地球(ちきゅう)に生きた生物たちの化石を見ることができます。

もっとじっくり観察(かんさつ)したいときは、パソコンで見ることができる3Dデータもかし出しています。

このアーカイブをとおして、日本ではじめて恐竜(きょうりゅう)が見つかった場所でもある三陸の地にかつて生きた生物たちの世界を探検(たんけん)してみましょう。

三陸希望遺産デジタル・アーカイブ構築プロジェクト実行委員会

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