

- 学名
- Eubostrychoceras valdelaxum
- サイズ
- 160×80×60 mm
- 採取地
- 野田村野田
- 時代
- 白亜紀
- 地層名
- 久慈層群国丹層
- 所蔵先
- 岩手県立博物館
- 解説文
-
岩手県野田村で見つかった後期白亜紀の異常巻アンモナイトの化石です。
ユーボストリコセラス・ヴァルデラクサムと呼ばれるこのアンモナイトは、これまで北海道でしか見つかっていませんでした。しかし、野田村の高台移転工事に伴って出た土砂中からこの標本が産出したことから、岩手県からも化石が見つかることがわかりました。
また、この種は後期白亜紀の中でも比較的短い期間にしか生息していなかったことがわかっています。そのため、この種は将来的に示準化石として利用される可能性が期待されています。
- 参考文献
Aiba, D. and Mochizuki, T., 2024. Eubostrychoceras valdelaxum, a Lowermost Campanian Nostoceratid Ammonoid from the Kunitan Formation of the Kuji Group in Iwate, Northeastern Japan. Paleontological Research, 28(4), 1-6.
- 備考
- 標本番号:IPMM 63460
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