アンモナイト ヒパカンソプリテスの一種

岩手県立博物館

アンモナイト ヒパカンソプリテスの一種画像1
アンモナイト ヒパカンソプリテスの一種画像1
アンモナイト ヒパカンソプリテスの一種画像2
アンモナイト ヒパカンソプリテスの一種画像2
学名
Hypacanthoplites? sp.
サイズ
60×30×10 mm
採取地
宮古市日出島
時代
白亜紀
地層名
宮古層群平井賀層
所蔵先
岩手県立博物館
解説文

岩手県宮古市の日出島で見つかった前期白亜紀のアンモナイトの化石です。

ヒパカンソプリテスは成長段階によって殻の形状が変わることが知られており、幼体では肋が強く発達するのに対し、成体では徐々に肋が目立たなくなります。保存状態が悪いため、種の特定には至りませんが、宮古層群からは多様なアンモナイトの化石が産出することを示す一例と言うことができます。

参考文献

川上雄司・二上政夫・小畠郁生,1983.岩手県立博物館所蔵のアンモナイト標本 その2.岩手県立博物館研究報告,2,178ー187.

備考
標本番号:IPMM 31211
ページ先頭へ