木生シダ イワテテンプスキア

岩手県立博物館

木生シダ イワテテンプスキア画像2
木生シダ イワテテンプスキア画像2
木生シダ イワテテンプスキア画像1
木生シダ イワテテンプスキア画像1
学名
Tempskya iwatensis
サイズ
110×120×380 mm
採取地
洋野町種市
時代
白亜紀
地層名
種市層
所蔵先
岩手県立博物館
解説文

岩手県洋野町で見つかった後期白亜紀の木生シダの化石です。

保存状態が良いため組織がきれいに残っており、それを観察した結果、新種の化石であることがわかりました。発見された場所から「イワテ」の名前がつけられています。

生きていた当時は、沿岸の低山~やや高地の温帯域で生息していたと考えられています。この標本は新種として記載された際のホロタイプ(完模式標本)です。

参考文献

Nishida, H., 1986. On a new Tempskya stem from Japan. Transactions and Proceedings of the Paleontological Society of Japan, N.S. 143, 435-447.

備考
標本タイプ:ホロタイプ 標本番号:IPMM 31003
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