オンラインツアーOnline tour

復興へ向かう博物館 オンラインツアー

東日本大震災により甚大な影響を受けた岩手県・宮城県・福島県の沿岸部で、近年新たに開館した博物館の見学を体感いただけるような映像をご紹介いたします。各館や収蔵資料についてより深く知ることができるパンフレットとあわせてご覧ください。

いつの日かそれぞれの館を実際に訪れていただければ幸いです。

岩手県 陸前高田市立博物館

東北初の公立博物館として半世紀以上の歴史を持つ総合博物館です。東日本大震災では大津波のために壊滅的な被害を受けました。その後10年以上にわたり被災資料再生の取組を続け、2022年11月、同様に被災した同市の「海と貝のミュージアム」と一体となった新館が開館を迎えました。施設の一角では今なお続く被災資料再生の作業が随時公開されています。

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陸前高田市立博物館 オンラインツアー用パンフレット

現在も連日続けられている、津波で被災した各種資料の再生に向けた作業について、イラストを用いてわかりやすく解説しています。

宮城県 石巻市博物館

東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻文化センターが、2021年11月、石巻市博物館として再生を果たしました。太平洋と北上川によってはぐくまれた石巻の歴史を「大河と海」というテーマでたどる常設展示に加え、同市出身の収集家による著名な毛利コレクション、戦場に散った天才彫刻家高橋栄吉の作品について、それぞれ専用の展示室が設けられています。

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石巻市博物館 オンラインツアー用パンフレット

東日本大震災における石巻文化センターの被災から石巻市博物館としての再出発まで、12年間の歩みがこの一冊に凝縮されています。

福島県 とみおかアーカイブ・ミュージアム

富岡町は東日本大震災発生の翌日に全町避難を余儀なくされるなど、地震・津波に加え、原子力発電所事故の影響を強く受けました。とみおかアーカイブ・ミュージアムは、2021年7月に新たに誕生した施設で、同町に生きた人たちのいとなみを物語る多様な資料から地域の歩みを紹介するとともに、その延長線上に震災や原発事故を捉え、記録を続けています。

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とみおかアーカイブ・ミュージアム オンラインツアー用パンフレット

同館の最新(2023年開催)の企画展を追体験できるパンフレットをご用意しました。常設展を案内する映像とあわせてご覧ください。